院長ブログ

2011.01.31更新

日本代表,おめでとう!

最後までTVを観てしまいましたが,本当に素晴らしい試合でした。準決勝の韓国戦は途中で寝てしまい,翌朝,PK戦で川島のファインセーブで勝てたことを知ってリアルタイムで見られなかったことを悔みましたが,今回は,土曜深夜ということもあって頑張って応援しました。

全体の流れからすると,オーストラリアが押し気味だったように思います。特にゴール前の高いパスやロングボールには,DFがうまく抑えてはいたものの,そのうちにゴールを決められそうな嫌な気配を感じていました。

まったく杞憂だったわけですが,選手の方は,試合の流れから押され気味とは感じていても,負けるとは思ってもいなかったようです。確かに,時折映る選手の表情は,以前の日本選手とは違い,不利になってもニヤニヤしたり下を向いたりしていることがありませんでした。ただひたすら,ゴールを目指して試合をしているようでした。

ヨーロッパのクラブチームで活躍している選手が多くなったせいでしょうが,柔道のようなお家芸ではない競技においても,国際試合で十分な実力を発揮できるようになったのは頼もしい限りです。

決勝ゴールを決めた李忠成選手が,試合後に,絶対に自分がヒーローになってやると心に決めていたと言っていました。団体競技では個人プレイが過ぎるとチームとしてのまとまりがなくなってしまいますが,選手にチームのために働きたいと思わせ,個人プレイとチームワークのバランスをうまく取るのが,よい指揮官の条件だと思います。その点,ザッケローニ監督は,前の岡田監督と同様,よい指揮官です。チームだけではなく,この監督のために働きたいと思わせるような仁徳,オーラがあるのかもしれません。

サッカー観戦の後,布団に入ったのは午前3時でした。翌日はゴルフの予定でしたが,雪でクローズドになったと7時半に連絡が入り,おかげで二度寝ができました。

投稿者: 平井クリニック

2011.01.17更新

津島は昨日からの雪で,今朝は一面の銀世界です。

                            朝7時から始めた雪かき中のスナップ

昨日は昼頃から雪が本格的に降り始め,まず名古屋高速が通行止めになり,それから東名阪も走れなくなりました。東名高速は速度規制だけでしたので,やはり道路の重要度から判断して,悪天候や災害時の道路整備体制も違うのでしょうか。雪が降ると,名古屋高速はいつも真っ先に通行止めになりますが,2号東山線,5号万場線などは平日通勤時間帯も空いているため,通れなくなったところであまり影響がないのかもしれません。とは言っても便利なことは間違いないので,750円の通行料金をもっと下げれば,利用者は増えると思います。値下げの減収分を利用者増の増収分で上回るにはどれだけ値下げできるか,名古屋市もシミュレーションはしているはずです。よくわからないのが,値下げした場合に値下げ分を税金で補填することです。どうせ税金で運営しているのに何で減収分にまた税金を当てないといけないのでしょうか?

行政や政治の仕組みはあれこれわからないことだらけですが,それにしてもたまにみる雪景色はきれいですね。一面の雪景色がきれいなのは,雪が白いからで,これが黒や赤や黄色だったらどんな感じになるでしょう。気分が暗くなったり妙に興奮したりいらいらしたりするでしょうか。"白"に純粋,無垢,清らかさなどのよいイメージを感ずるのは,まさに人類が氷河期を生き抜くことができた所以かもしれませんね。 


投稿者: 平井クリニック

2011.01.12更新

前回,高血圧の診療に家庭血圧の測定が大変役立つことをお話ししましたが,今回は,24時間血圧測定自由行動下血圧測定,ambulatory blood pressure monitoring: ABPM)をご紹介します。これは,上腕部に巻いたカフが15~60分おきに自動的にしまり,腰に装着した記録計にデータが記録される携帯型の血圧計で測定します。


患者さんは外来で血圧計を装着し,普段通りに生活し,翌日再来院し,測定データが記録された装置をはずします。座って安静にした状態で同一時間にはかる家庭血圧に対し,ABPMは外出先や睡眠中でも測定することが可能で,血圧の日内変動を知ることができます。高血圧には持続性の高血圧だけでなく,白衣高血圧,仮面高血圧,早朝高血圧,夜間高血圧,ストレス下高血圧など,いろいろな変動パターンがあり,ABPMはそれらの把握に有用です。

白衣高血圧:診察室で血圧が上がる現象で,高血圧の方だけでなく正常血圧の方にも見られます。正常血圧の場合には治療がいりませんので,ABPMで確実に区別する必要があります。

仮面高血圧:診察室血圧が正常で,診察室外の血圧が高い状態で,高血圧となる時間帯によって,早朝高血圧,ストレス下高血圧,夜間高血圧があります。

早朝高血圧:夜間高血圧から移行するタイプと朝に血圧が急上昇するサージタイプがあり,ABPMではこの2つのタイプを区別できます。サージタイプは脳卒中や心筋梗塞のリスクが高いと考えられます。

夜間高血圧:通常,夜間の血圧は昼間より10-20%低く(dipper)なりますが,10%以下の場合(non-dipper)と夜間の方が高くなる場合(riser)が夜間高血圧です。睡眠時無呼吸症候群,慢性腎臓病,糖尿病などのリスクのある方がこのパターンを示すことが多くなります。また,夜間血圧が昼間の血圧より20%以上下がるextreme-dipperも血圧サージタイプのリスクから注意が必要です。

ストレス下高血圧:診察室血圧は正常でもストレス環境にある職場や家庭で高血圧になる場合で,肥満や高血圧家族歴のある方に多くみられます。

上にあげた血圧の変動パターンは,診察室血圧,家庭血圧の測定からは判定不能で,ABPMでのみ診断できます。将来の心血管疾患のリスクを減らすためには24時間にわたった血圧コントロールが必要ですが,そのためにもABPMでご自分の血圧変動パターンを知ることは重要です。
 


投稿者: 平井クリニック

2011.01.05更新

まず,一体,血圧とは何か,ご説明しましょう。血液は、全身に酸素や栄養分を運び、二酸化炭素や老廃物などを回収してきます。この血液の循環をコントロールしているのが心臓です。

心臓は血液を送るポンプの役目をしていますが,心臓から押し出された血液が血管の壁を押す力、それが血圧です。1分間の脈拍数が60とすると,1時間で3600回,1日では86400回,心臓は縮んだり(収縮)ふくらんだり(拡張)して血液を送り出しています。つまり,1日で約10万回もの血圧が存在するいうことです。

この血圧ですが,長期的には年齢とともに上がってくる傾向がありますが,1日のうちでも,緊張したり寝不足だったり,寒いところに急に出たりすると上昇し,お酒や入浴で血管が広がると下がります。その度合いは血管が硬くなる,言い換えれば動脈硬化が進むと大きくなりますが,通常は本人の体調に異変をきたさないように調節されており,血圧の上がり下がりを自覚することはありません。とは言っても,血圧値は測った時の状況によって変動するものなので,1日に約10万回もの血圧値をどの時点でどのように測るのがよいか,つまり,脳卒中や狭心症,心筋梗塞などの動脈硬化で起こる病気の危険性を予測するのに適切な測定法は何か,問題となります。

従来,診察室で測った血圧値で高血圧の治療がなされてきました。確かに診察室でキチン測れば大方は問題ないのでしょうが,"高血圧治療ガイドライン2009"にある診察室血圧測定法を抜粋すると,測定時の条件として,背もたれつきの椅子に足を組まずに座って数分の安静後,会話をかわさない,測定法として,1-2分の間隔をあけて少なくとも2回測定とあります。つまり,血圧測定に最低10分はかかり,その間は話も診察もできません。おそらく大学病院のような研究機関でもこのような時間のかかる測定をしているところは少ないでしょう。また,1日でも約10万回ある血圧値ですが,1-2ヶ月に1度の診察(この間の血圧値は300万-600万回)で,はたしてどのくらいの精度が得られるのでしょうか。

以上のことから,最近は家庭での血圧測定を積極的にすすめるようになってきました。家庭血圧の測定法は,朝と夜の1日2回で,朝は起床直後で食事や薬の前,夜は就寝前で,椅子に座って1-2分の安静後に測ります。病院やクリニックにいる時間より家庭にいる時間のほうが長いので,どちらが普段の状態を反映しているかは明らかです。

血圧計も家電量販店では3000円程度から手に入ります。高血圧治療中の方,血圧の気になる方は,ご自分で家庭血圧を測られることをお勧めします。

投稿者: 平井クリニック

2011.01.02更新

 明けましておめでとうございます。

 今年の名古屋は元日から晴天で,おせち料理を食べた後,運動がてら,熱田神宮に歩いて初詣に行って来ました。熱田神宮のお参りは,元日の午前中が狙い目で,参拝客が多いながらも拝殿まですんなりと到達できます。これが混雑してくると,警察が拝殿前でロープを張って入場制限というか参拝制限を始め,結構,待たされることになります。熱田へ行くなら午前中です。

 さて,今回は,家庭血圧計についてお話します。一般に入手できる血圧計には,指式,手首式,上腕式がありますが,皆さんはどれをお持ちでしょうか。それぞれ一長一短がありますが,得られた測定値については上腕式が一番正確とされています。指式は測定部位が最も心臓から遠く,末梢血管の収縮や手の位置による測定誤差が生じます。手首式については,血圧測定の基準値は心臓の右心房という部分なのですが,手首が右心房の高さでない時に誤差が大きくなります。また,手首には両側に骨がありますので,カフでうまく動脈を圧迫できないこともあります。上腕式は他に比べると正確で,医療機関では普通これを使用しますが,腕が非常に太いか細い場合は,周径に見合ったカフを用いる必要があります。

 これから血圧計を購入される方には上腕式をお勧めしますが,指式,手首式は,なんと言っても携帯に便利で腕をまくらずに測定できるという利点もあります。上腕式を買ったものの,測るのが面倒で使わなくなってしまっては意味がありませんので,なるべく簡単に測りたいという方は手首式でもよいでしょう。その場合は,一度は上腕式と測定値を比べてどのくらい違いがあるか確かめてみるとよいと思います。

投稿者: 平井クリニック

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